不倫や犯罪で、本人に代わり、家族や勤め先が謝るのは当然か?

昨日、不倫謝罪が必要かどうかと書いたが、身内や従業員の犯罪などで、家族やその会社が謝罪するのはどうなんだろうと、前から思っていた。ただ、家族の謝罪と、会社がする謝罪とは、また違うのだろう。


以前、テレビ局の社員が通勤電車で、痴漢して捕まった事件があった。そのテレビ局は謝罪し、社員教育を徹底していきたい様なコメントを出した。あれって、テレビ局は謝る必要があるのだろうかと思った。個人としてやった事に、職場や上司は何の責任も無いのではないだろうか。
 そもそも会社の関われないところで、個人としてなった事なんだから。痴漢防止を社員教育としてやるなんて、それはそれでおかしな話だと思う。


以前、アメリカで、警官が強盗だか何だかの事件をおこし、捕まった事があった。その捕まった警官の職場たる警察署は、馬鹿な事やったもんだ!っと云う応対であった。無論、謝罪などしなかった。飽くまで「その本人のやった事」だからだ。その後、日本でも警官の不祥事件が時々起こるが、以前ほど謝らないように思う。誤っているが報道されないだけかもしれない。


一方、事件を起こした当人の家族が謝るのは、当然なのだろうか?高畑母親は全面的に誤った。かっては、一言謝りながらも、あんなバカ息子は厳しく罰をうけるべきだと、突き放した態度を取った芸能人の親もいる。


フランスのレストランで銃乱射して、多数の死者の出たテロが今年あった。フランス国籍の中東人2世か3世が犯人だ。その姉は、アパートまで出来たマスコミに、ドアの中から「許して下さい…」と謝った映像が流された。

家族の場合は、謝るべきかどうか、難しいと思う。