北朝鮮が対話に出たホントの理由。

金正恩が韓国に対話を呼びかけたニュースを聞き、アメリカの武力攻撃を警戒したな、っと思った。対話中に攻撃はできないからである。

アメリカの武力攻撃には、米韓の専門家でも真っ二つに意見が別れている。武力攻撃はほぼ間違いないという意見と、事実上不可能であり得ないという意見と。

北側は当然、これらの意見を収集し検討している。そして米国からの武力攻撃が、決してあり得ないレベルの確率ではない事には、気付いているだろう。

北が警戒するもう一つの理由は、ワシントンに届く核ミサイルが、完成間近な事だろう。完成し実戦配備が数機でも出来たら、その時点で米国からの攻撃は不可能になる。
例え一機でも米国本土に届いたら、大変な事になる。

だから米国からの攻撃は、未完成の今がラストチャンスなのだ。逆に北にすれば、これから暫くが、攻撃されるかもしれない最も危険な時期なのだ。

だから対話で攻撃を封じ込める手に出たのだと思う。