批判より提案、と言ったはずの蓮舫氏

蓮舫氏が民進党の党首になった時、批判より提案、と言ったのは良かった。野党=「何でも反対党」と云うという状態が長く定着しているからだ。ところが…。


ところが、ニュースで、蓮舫氏が国会で稲田大臣の過去の発言を追求していた。「子供手当を防衛費に当てたら、それだけで日本の防衛がまかなえる」という発言だ。それを、子供への施策より、防衛費を優先するのかとか、子ども手当を軽視するのかとか、…などなどの追求をしたのだ。


これ、ただのあげ足とりではないか?稲田氏は、防衛費の増大と云う指摘に対し、決して大きな防衛費では無い、という説明に子ども手当を引き合いに出したまでだと思う。防衛費の額の「多い少ない」を説明した積りだったのだ。子供手当などどうでもいいと言ったのではないのだ。それを、そう言ったのか?、と問い詰めたのだ。揚げ足取りの「何でも反対党」の復活だ。


野党の成長、野党の変身はやはり当分無理か、と蓮舫氏の発言を聞いて思った。