映画「関ヶ原」を観てきました。
きのう観てきました。原作は数十年前に読みました。
とんでもない駄作、失敗作と思いました。ところが興行成績は最初の2日?で3億円超で一位と聞き驚きました。
歴史上の超著名な合戦であった事、キャストが豪華であった事だけて客が集まった、そう思います。中身の無い本がタイトルだけで売れた、そのパターンかなと思いました。
早口で聞き取れない、だからストーリーも分からない、というのは酷かったですね。監督が、台詞を聞き取れなくてもいい体感して欲しい、と言ったとの書き込みがありましたが、セリフもストーリーも分からず、スクリーン上で何が起こってるのかが分からなければ、体感のしようもないという事に、監督はどう応えるのだろう。原作を読んでてもそう思った。
合戦の描写も雑だった。多くの人が言ってるように、誰と誰が戦ってるのかが分かりづらく、その合戦シーンが戦局全体の中のどの位置付けなのかも分からず、ただスクリーンが騒がしかっただけに見えた。当初西軍が押してたが、途中から東軍が盛り返した経緯とか、両軍の相当数が参戦せずにどちらが勝つかを見守りながら、大勢が決まって来てから「勝つ方に付いた」といった流れがぜんぜん分からなかったのは、観ててバカバカしくなってきた。
見終わって思わず、映画タイタニックを思い出した。タイタニックは映画の随所々々で解説が入り、スクリーン上でいま何が起こってるかが終始よく分かった。歴史授業ではないのだからとはいえ、解説や図示はもっと有るべきだったと思う。
私的には、時間と金をかえせ、ですね。とにかく、映画の中に入り込めなかった。
浅田真央選手が引退した。
浅田真央選手が引退した。
内外から、賞賛や感謝、励ましなど、概ね好意的である。
私は少数派だと思うが、残念な印象、気の毒な印象がどうしてもある。
それは、オリンピックの金メダルが取れなかった事だ。
グランプリシリーズでも世界選手権でも、多くの金メダルをとった。しかし、オリンピックの金メダルには遂に手が届かなかった。
忘れ物をしたまま、舞台を去る事になってしまった。そんな印象がある。世界選手権で5個もの金を取りながら、遂にオリンピックの金に手が届かなかったミッシェル•クワンと、ダブってしまう。
それにしても解らないのは、金妍児の事務所が、浅田選手の引退にはコメントしないと言った事だ。浅田選手は金妍児に負けて金を逃した、銀に甘んじた。
やはり、その出来事と無関係では無いのだろうか。「浅田選手の忘れ物は、自分のせいみたいになってる。私のせいでも無いのに」金妍児はそう思っているのだろうか。それとも他の理由だろうか…。
引退したら、コーチになって欲しい。そして別の姿でもう一度光を浴びて欲しい。人生は、引退後の方が遥かに長い。
18〜9才で突如トップにおどり出てきて、1〜2年後にオリンピック金を取ったら、サッと辞めて居なくなる、そんな選手が居る。そんな名前も覚えてない選手より、浅田選手の様な生き方の方が、よほど価値があるのでは無いだろうか。
森友問題の提起で、支持率を下げた民進党。
森友学園問題はどうなったんだか?…。
民進党は支持率がジリ貧で、自民は少し上がったとか。
あれを見てて、国民は「もっと、他にやる事があるだろうが。尖閣とか安全保障とか、天下国家の大事があるだろ。」
そう思ってるのでは。
100万寄付とか数億円とか、1学園の問題でしかない。民進党は、そんな小粒な問題しか扱えない政党なのか。国政は大き過ぎて扱えないのか。そう思われてると、いい加減気付けばいいのに。
去年、「幼稚園落ちた日本死ね!!!」が話題をになったが、あの書き込みには、こうも書かれていたのを知ってるだろうか↓
「不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増せよ。」…っと。
不倫や賄賂なんかどうでもいい。
そう、森友問題など、「どうでもいい」のだ。
WBC
WBCで日本が、キューバ戦、オーストラリア戦ともに快勝している。
1戦目のキューバは優勝候補なだけに心配したが、なんの事はない大差での勝利。
2戦目のオーストラリアも危なげ無く勝った。
キューバ戦では山田のあわやホームランというシーンで、スタンドの少年が捕球してしまい、ビデオ判定で2塁打となった。
試合の流れに水をさす、やってはならない行為だと思う。少年だから許されるということでは無い。勝ったからいいものの、負けてその負が後々の最終結果に影響を及ぼしたなら、判定が影響を及ぼしたなら、子供のした事では済まない。
山田選手は、しっかり打ち込まなかった僕が悪いのだから、少年を責めないで、と言ったのは間違っている。しっかり打ち込んだHRと、ぎりぎり入ったHRと、ともに等しくHRなのだ。それがルールなのだ。
こうした日本人の優しさは、時として思いがけない不利益をもたらす事もあるのだ。今回は事なきに終わったが、言うべきは言うべきだと思う。