オリンピック、女子卓球、よかったね。

女子卓球、メダルが取れてよかったね。
別段、福原愛のファンでもなんでもないけど、感情の分かりやすい子だから。負けてメダル無しになった時の、顔の痛々しさが想像できるので、見たくない映像だな〜、っとは思ってた。


女子バレー、残念だね。


バドミントンが日本人同士の対決?
オリンピックって、国別対抗じゃなかったんだっけ?まっ、国代表の他に、個人枠というのも、難民枠というのも有るけど。


ところで、オリンピックは平和の祭典と言われると、この言い方に、いつも矛盾を感じる。


平和と戦争…と言うが、その戦争の原動力には、ナショナリズムが大きく関わっているだろう。
一方、オリンピックのあの人気は、ナショナリズムに支えられてるよではないか? 国と国との戦い。あの国別という枠を無くしたら、人気も熱狂も下火になるのでは?

そして、このナショナリズムが、オリンピック人気の原動力になっているのは間違いないのではないか。バドミントンの日本勢同士の対戦と聞き、「ん?」っと思った由縁である。


IOCの繁栄は、このナショナリズムに支えられているのだと思う。それにも関わらず、平和の祭典、そう言っているのだ。

お盆で、まだ通勤電車はガラガラ

お盆が昨日で終わったけど、今日もまだ通勤電車はガラガラだ。我が家は菩提寺の都合で、毎年、7月にお寺さんがお経を読みにくる。それに、親戚も集まれない程度に遠いので、お盆だと言っても何もやらない。


だから、お盆に親戚みんなが集まって、お坊さんも来て、ワイワイと賑わうという経験が、子供のときから今に至るまでない。


なので、毎年、8月のお盆シーズンになると、なんだか世間から蚊帳の外に置かれたみたいな、奇妙な気分になる。あ〜、一度、正式なお盆行事を体験してみたい。

今日は終戦記念日。

夕べ、テレビで「日本のいちばん長い日」をやっていた。終戦記念日になると、毎年、こうした画像が流れる。でも、昨日の映像は一段と暗かったな…。
  ポツダム宣言を受諾するかどうかの、政府と軍部の混乱を描いたものだ。


見ていると、どうしてもっと早く降参しなかったんだろうと思う。アメリカは、3月の東京空襲で降参するだろうと予測していたと、何かの本で読んだことがある。そこで降参していれば、日本中が灰にならずに済んだのに、ソ連の参戦を招かなかったのに、と悔やまれる。

外国との戦争経験が事実上なかった日本には、痛手の少ない内に降伏すると云う考え等、頭に無かったのだろう。知らない、と云うことはどうしようもない。
  当時の政府に、大局感のある政治家がいなかったのが痛かった。そう思う。

今の若い人は、そんな事は、何も感じないのだろうか。聞いてみたいものだ。

日本が、ヨーロッパ柔道に学ぶ?

今回のオリンピックで、日本柔道の成績がめざましい。
その理由を、テレビでやってた。


一本を意識する日本と違って、組まないスタイルのヨーロッパ柔道。
寝技、関節技、力技などなど。
日本は、そのヨーロッパに視察に行ったとか。


筋トレ重視。
技を磨くより、筋力に支えられた技に、そんな感じのようだ。


外国では柔道を、ジャケット·レスリングと言ったりもするとか。
嘉納治五郎の柔道を捨てるのは、仕方ないが、正しいのだろう。


柔道を国際化した事との引き換えなのだ。


だから相撲は、国際化に強く反対する。
相撲は、日本人だけでやるのがいい。

オリンピックでの日の丸と、君が代·日の丸の反対者との関係は?

体操の内村選手の表彰式をテレビで見ていた。
内村選手が、君が代の曲に合わせて、歌っている。
曲が流れると、自然に口にでる。
聞こえないような小さな声かもしれないが。


ふと思った。
例の、君が代での起立を拒否した教師が、この同じ映像を見たら、どう反応するのだろう…と。


学校で起立拒否した時と同じ様に、心で拒否したのだろうか。
実は、優勝を喜びながら、心の中で、無意識のうちに、君が代を口ずさんでたのじゃないか、そう思った。


あの人達は、何に反対しているのだろう。

オリンピック、感想あれこれ

卓球の男子シングルスで銅メダルとのニュースが入った。
いや〜、よかった。
福原愛が、初のベスト4に入って、もしやメダルかとの期待が叶わなかっただけに、よかった、よかった。

福原のベスト4は、2人と対戦して、いずれも実力の差が目立った。
福原以外の3人は才能があるものの、福原は並の才能で、あれが限界という印象が強かった。
無い才能にムチうって戦う愛ちゃんに、銅メダルを取らせてあげたかったけど。

体操はよかった。内村は凄かった。
で、まだ種目が残ってるとか。
腰が心配だ。
それにしても、なんで体操は男子ばかりか強いんだろう。
女子はなんで、男子ほど強くないんだろう。

水泳は良かった。
柔道も良かったけど、金の期待が銅で終わったりが、ちょっと残念。

フェンシングは太田が敗れた。
太田の後に続く者はいるのだろうか。

アーチェリーなど、すっかり元の超マイナー種目に戻ってしまった。

カヌーで銅メダルは、予想に無かったので、ほ〜、よかったね…とは思った。
でも羽根田選手は、15歳からの留学とかで、さぞや達成感と満足感に包まれてるだろう。

みんな、残りを頑張ってほしい。

技で勝って、勝負に負ける日本柔道

以前、報道番組で、技術で勝って、ビジネスに負ける日本企業、という指摘を聞いたことがある。
技術的には日本企業が勝ってるにも関わらず、商売では外国企業にやられてるとの事。


オリンピック報道で、柔道を見ていると、つくづく、同じ事やってるな〜、と思う。
キレイな一本勝ちにこだわり過ぎるとか…。 

特にイライラするのは、日本側がポイントで有利で、そのまま逃げ切ればいいものを、更に一本をと、無理に仕掛け、無理がたたって相手に返され、ポイント逆転で負けるパターンである。


逃げ切れるなどと云う考えは武士らしくない、とでも言いたいのだろうか。
ポイント有利などと考えず、常に攻めの姿勢を失わないこと、とでも指導してるのだろうか?


そうした指導があるなら、それが無理な攻撃にまで及び、手に入りかけたメダルを、おめおめと相手に献上してる原因ではないだろうか。